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ジェットな街 Cavalaire sur Mer

 私が夏を過ごした街、キャバレール(Cavaraire)です。
正式には Cavalaire sur Mer(海のほとりのキャバレール)という地名です。
日本に住んでいた時には聞いたこともないような地名だったので、
日本ではあまり馴染みのない所だと思います。
キャバレールは世界的に有名なリゾート地であるサン・トロペ(St.Tropez)がある半島の反対側で、
クルマですと空いている時で20分位です。
また、カンヌとマルセイユのちょうど真ん中といった位置で
クルマだとそれぞれから約1時間30分で来ることが出来ます。


 ようこそ、キャバレールの街へ。
 街はそれほど大きくはありません。 中心街は30分もあれば隅々まで廻ることが出来ますが、生活に必要な物は全て商店やスーパーで手に入るので不便ではありません。
 上の写真と同じところを別の角度から見ています。
 この背後にはキャバレールの観光局、イベントなどが出来る広場があり、更にその向こうはビーチになっています。
 上の写真から「回れ右」をして、観光局の屋根の部分へと登ってきました。
そこからの眺めです。 街からいちばん近いビーチです。
 そのビーチの右側は港になっています。 日本と違うのは停泊している船のほとんどが個人のクルーザーや帆船であるところでしょうか。 "漁船と市場しかない"というイメージの日本の港とは違い、洒落たデザインの船が並んでいます。

 もちろん漁業も行われていて、陸揚げされたばかりの新鮮な魚介類を買うことも出来ます。
 港内にはレストランやカフェが軒を連ねています。
 このようなつくりはキャバレールに限ったことではなく、このあたりの街はだいたい似たような形を取っています。 「レストランでゴハンを食べる」「賑やかな所をブラブラする」となると、整然と並んだ真っ白な帆船やクルーザを横目に「港を」歩くことになります。
 7月・8月のヴァカンスの時期は夜の11時・12時になっても人で溢れかえっています。
 私が一時期借りていた所からの眺めです。
 仕事場、つまり海からクルマで約10分ほど、山の中腹の別荘地帯です。
ひとシーズンずっと住んでいたというわけではありませんが、海を眺めながらの生活、またビーチでの仕事というのは"山で囲まれた町"で生まれ育った私にとって、とても新鮮に映りました。 ちなみに奥に見える岬はラディエル岬(Cap Ladier)、サン・トロペは更に向こうです。 


 蛇足ですが、この町の名前、キャバレールと記していますが、
これは日本語的な表記で、「キャバレール」と言ってもフランスでは通じませんのであしからず…。
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